2014年2月26日水曜日

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福島原発:「被ばく がん発症リスク低い」 京大グループ
毎日新聞 2014年02月25日 05時00分
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20140225k0000m040130000c.html
☆全文転載




 京都大大学院医学研究科の小泉昭夫教授(環境衛生学)らの研究グループは24日、東京電力福島第1原発 事故に伴う避難区域に隣接する地区の住民を対象にした「放射線被ばく量調査」の結果を発表した。「被ばくによる将来のがん発症リスクは低い」としている。 25日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。
 調査対象は、原発から20〜50キロにあり、避難区域に接する福島県の川内村▽相馬市玉野地区▽南相馬 市原町区の3地区。2012年8〜9月の2カ月間、協力を得られた住民459人に線量計を身につけてもらい、土壌中の放射性セシウムから受ける外部被ばく を測定した。この測定をした77人を含む住民125人が期間中のある1日にとった3食の食材を回収し、内部被ばく量も分析。これらから12年の年間被ばく 量を推定した。その結果、外部被ばくは1.03〜2.75ミリシーベルト、内部被ばくは0.0058〜0.019ミリシーベルトで、99.5%以上が外部 被ばくであることが分かった。


 これらの数値を基に、12年時点で1歳、10歳、20歳の人が生涯にがんを発症する確率を、がんの種類 (臓器がん、白血病、乳がん)や男女別に分けて予測。被ばくによる影響は「1歳、臓器がん、女性」のケースが自然発生率に比べ1.06ポイント増になった のが最高で、他は1ポイント未満だった。肥満や運動不足などの生活習慣によっても発症確率は2〜9ポイント増加するとされることから、グループは「事故に 伴う放射線被ばくによるがんリスクは低いと考えられる」と結論付けた。
 一方、外部被ばくを測定した459人中23人は森林での仕事や、避難区域の自宅に戻っての除染作業など で、他の外部被ばく者に比べて年間被ばく線量が3〜8ミリシーベルト高かった。小泉教授は「通常の生活でのがんリスクは低い。だが、除染が進んでいない森 林への立ち入りには注意が必要だ」としている。【堀智行】



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