2014年2月26日水曜日

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南海トラフの津波浸水、国想定の3.2倍 兵庫県試算
2014/2/20 2:33
http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC19021_Z10C14A2960M00/?n_cid=TPRN0009

☆全文転載


 兵庫県は19日、南海トラフ巨大地震の津波による県全体の浸水想定結果を公表した。液状化による防潮堤の沈下など県独自の条件を加えた試算で、深さ1センチ以上の浸水面積が国の想定(2012年8月公表)の最大3.2倍となる6141ヘクタールに広がった。
 13年12月に先行して公表した尼崎市などの阪神間や淡路島に加え、神戸市や県西部でも1メートル以上浸水するエリアがある。
  人口が集中する神戸市では、沿岸部を中心に最大で1586ヘクタールが1センチ以上浸水する。市によると東灘区は国想定の7倍強の639ヘクタールにな る。東灘区の190ヘクタール、兵庫区の186ヘクタール、中央区の168ヘクタールでは、逃げ遅れると助からない可能性が高い1メートル以上に達する。
 また浸水が想定されるエリアには、市営地下鉄4駅とJR西日本、阪神電鉄の4駅、地下街などがあり、今後の対策強化を迫られそうだ。
 播磨地域では、姫路、たつの、赤穂市などを中心に最大1238ヘクタールが1センチ以上浸水する。浸水の深さが1メートル以上に達するエリアは赤穂が136ヘクタール、たつのが109ヘクタール。
 浸水の範囲が広がるのは、県の試算が国の想定にない河口幅30メートル未満の2級河川の津波遡上などを条件に加えたことや、揺れによる地盤沈下で防潮堤が沈下する可能性を反映しているためだ。
 同時に推定した津波の最高水位と最短到達時間は、神戸市の場合で3.9メートル、83分で、播磨地域各市を含め国の想定と大きな差はなかった。ただ相生、赤穂市など西播磨では、豊後水道から入る津波によって被害が異なるケースがあるとも指摘している。
 県は3月末をめどに人的、経済的な被害の推定結果をとりまとめる予定だ。井戸敏三知事は記者会見で「今後は専門家による議論などを踏まえ、津波防災インフラ5カ年計画を見直す。地域防災計画の再検討も必要だ」との考えを示した。

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