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PM2.5 国内31%で基準超え 先月末 48測定局 越境確認
2013年2月22日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013022202000142.html
▼全文転載
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測定局ごとのPM2・5が環境基準値を超えた日数(国立環境研究所提供)
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微小粒子状物質「PM2・5」の大気中濃度が、中国での大気汚染が深刻化した直後の一月三十一日に、国内百五十五測定局の31%に当たる四十八測
定局で環境基準値を超えていたと、国立環境研究所が二十一日発表した。西高東低の分布を示していることなどから「一部で(中国など)大陸から国境を越えた
汚染の影響があった」と結論付けた。
四十八測定局は愛知、広島、香川、福岡など十二府県にある。ただ大都市圏では、地元での汚染が重なって濃度が上昇した可能性が高いとしている。
同研究所は、一月一日~二月五日に国内各地で観測された大気中濃度の一日当たりの平均値(速報値)を分析。少なくとも一カ所で環境基準値の大気一立方メートル当たり三五マイクログラム(マイクロは百万分の一)を超えた日は十六日間あり、十七府県で基準値超えがあった。
測定局別で、基準値を超えた日が最も多かったのは熊本県内の測定局の九日間で、濃度の最高値七○マイクログラムも熊本県内で観測された。
基準値を超えた測定局数が全国で最も多かったのは一月三十一日。その前後や、中国で有害物質を含む濃霧の発生が報じられた日に近い一月十三日前後、二十一日前後も西日本を中心に濃度が高めだった。
実際の気象データなどを活用してこれらの日の濃度分布を試算すると、大陸で発生したと考えられる高濃度の空気の塊が北東アジアに広がり、一部は日本列島に及んでいた。
周囲に排出源のない離島の長崎県福江島でも高い濃度が観測されており、同研究所は越境汚染の影響があったと判断した。ただ、西日本で基準値を超えた測定局数や日数は前年同時期とほとんど変わらなかった。
◆k5月ごろまで 注意呼び掛け
国立環境研究所は、PM2・5の大気中濃度が高めの状態は五月ごろまで続く可能性があるとして、お年寄りや子ども、呼吸器などに持病のある人は注意するよう呼び掛けている。
大原利真・地域環境研究センター長は「これまでの観測値を見ると、一~三月くらいまでは(濃度の傾向は)変わらず、四、五月に高くなる地域もある」と説明している。
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